真空引き(エアパージ)とは、エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管(パイプ)に専用の道具を接続してエアコンと配管の内部の空気を抜くことです。
真空引き後に、室外機内に収められている冷媒(ガス)を循環させ、エアコンを稼動させることでエアコン本来の能力を引き出すことができます。真空引きをせずガスを循環させると冷媒と空気がまざり、エアコンのコンプレッサーの寿命を短くしたり、故障に繋がる可能性があります。
従来のエアコンは冷媒にR22(HCFC)を使用していましたが、環境的にオゾン層破壊の原因となるため、現在では新冷媒と呼ばれる破壊の少ないR410A(HFC)を各エアコンメーカーが採用しています。
従来のエアコンに比べR410A冷媒は約1.6倍の高圧ガスとなり、更に大きな違いとして、R22冷媒は単一の冷媒で構成されていますが、R410A冷媒は2種類が混合されている冷媒となっているため、慎重な取り扱いが必要です。そこで上記の「真空引き」が必要になります。
真空引きをするには電動真空ポンプを使用する方法と、手動式の真空ポンプを使用する方法があり、共にエアコンの配管内の圧力が-0.1MPa(-750mmHg)以下になるまで真空引します。真空状況の確認は機材についているメーターで確認することができます。
※Pa(パスカル)は圧力の単位です。
ガスが抜ける原因として、エアコン本体の不良や劣化、取り付けや取り外し時の施工ミスが考えられます。旧冷媒は単一冷媒の為、補充が簡単に行えますが、新冷媒は混合冷媒の為、ガス補充を行うとエアコンの能力低下を引き起こす可能性があり、真空状態での充填(ガスチャージ)のみとなります。
エアコン工事・エアコン取り付けの際に問題になるのが配管代です。新規にエアコンをご購入された場合、エアコンの取り付け時に必要な部材は付属されておりません。そのため、新設工事代には取り付けに必要な配管(通常4m)、室外機の置き台等の部材代が含まれて表示されています。これに対し移設分の工事代は以前の部材を再利用する事を前提にした工賃のみの金額ですので、新設時より安価な設定になっております。
マンションの高層階や高気密住宅では、正常にエアコンを設置していても風が強い時などに「ポコポコ」や「ヒューヒュー」と異音がする場合があります。これは、室内機からの排水(ドレン)ホースに、気圧差で屋外から空気が逆流してしまう為に起こります。異音を回避するには、エアカットバルブと呼ばれる空気を通さず水のみを排出する部品を、ホースに取り付ける事で防ぐ事ができます。また、虫などがホースから進入する事もなく衛生的です。
エアコンは消費電力が大きい為、エアコン用の専用回路を使用しなければいけません。
ひとつの回路から使える電気量は20アンペアまでなので、エアコンなどの消費電力の大きな器具と他の電気器具をひとつの回路から使用すると、配線用遮断機(ブレーカー)が切れやすくなります。
また、エアコン自体の故障や配線の発熱による火災の原因になる場合もあるので、安全性の面からもエアコンを取り付ける際にはエアコン専用の回路が必要となります。
標準取付工事とはエアコンを取り付ける際、室外機が
大地もしくはベランダ置きで室内機と室外機を繋ぐ配管が4m以内、配管用の穴があり室内機のすぐ近くにエアコン専用のコンセントがある状態です。
また、配管・ドレン・電線等をまとめて化粧テープで巻く「テープ巻き仕上げ」が基本となります。電圧の切り替えやコンセントの交換が必要になる場合や、室外機の設置に金具が必要になる場合、化粧カバーを取り付ける場合などは追加工事となり別途費用がかかります。
当社のエアコン工事には工事施工日より1年間の無料工事保証がついております。施工上の不具合がございましたら、1年間は無料で手直しをさせて頂くものです。これは工事に関する保証ですので、エアコン本体の機械的な故障等につきましては、メーカー様、または販売店様にお問い合わせ下さい。また、その他の家電製品の工事保証に関しても上記の内容に準ずるものとします。
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